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サザンクロスツーリング:第69話
 投稿日 2003年06月19日(木)00時29分

 

 

10/27
朝6:20に起きてすぐ準備したが、結局7時過ぎに出発。
ちょっとGeraldtonの町を走ってから1号線に出た。
ときどき止まってちょこちょこ写真を撮りながら進む。

今日の目的地はPERTH。
こんなに西オーストラリア北部が苦しい思わなかったので、
ダーウィンを出て以来、パースに着くのを本当に夢にまで見てきた。

Geraldtonを出てすぐ、初めて出た「Perth 481km」の標識。
それが300,200,100と減ってくるにつれ、もういてもたっても
いられないというか、嬉しい様な淋しい様なそんな気持ちになってくる。

行き交う車が随分と増えてくる。やはりパース近郊になると
東海岸を思い出すぐらい人間がいるし、なんだか狭く感じる。
もちろんこれでも日本とは比べものにならないぐらい広いんだけど、
広大な大陸北西部を走ってきた後なので、広さの違いを強く感じる。

乾燥して荒涼としていた地面もどんどん緑の多い森や畑に変わり、
見渡せば地平線しか見えないといったような景色も少なくなり、
小高い丘に羊の群れが見えるほのぼのとした景色ばかりになってきた。

次第に増えてくる車、家、人。
湧いてくるパースに近付く感動。そして不安。
そうなんだ。MIKIちゃんだ。
MIKIのライディングはCityで通用するのかずっと心配だった。
ダーウィンを出て以来の珍道中は忘れたくたって忘れらない。
足が届かないので、一度走り出したら止まらずに進む、
という日本では信じられないツーリングを続けてきたが、
それもこれも、ダーウィンから遥か5000kmの間に
たった数回しか信号が無かったからこそ出来たようなもの。

しかしOasis Perthに近付く感動はそんな不安をも上回ってしまう。
ちらほらと増えてくる信号機。どんどん増えてくる車。
するとMIKIもなんとか赤信号で止まっているじゃないか。
当たり前のことなのに感動する。MIKIちゃんやるじゃん!
だてに5000kmの苦しい路を走ってきたわけじゃなかったんだ。

続く

 

   
 

 

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