番外編4として、ふと思い出した南半球での常識非常識を紹介します。
初めての海外、初めての南半球の生活。
初めてづくしの僕は洒落っ気の強い白人に騙されることもしばしば。
なんだか怪しい情報にからかわれたことも多いのだった。
たとえば、、、、
オーストラリアは南半球なので、
1.太陽は西から昇って東に沈む
2.台風は低気圧ではなく高気圧である
3.北極星も動いて見える
4.世界地図は上下逆さま(南極が上)になっている
などという話を聞かされた。
僕のように素直な日本人(?)は結構本気で騙されたりしていたのだ。
みなさんは大丈夫ですか? あ、そこのあなた!
上の4つは全部嘘っぱちだと思いませんでしたか?!
何をおっしゃる、4つとも全部本当なんですよ!
・・・なんてね。嘘ですよ嘘。
4は結構有名な嘘ですよね。あくまで洒落っ気として上を南極にした
地球儀などが売られたりしてましたが、一般の地図ではあくまで北が
上ですから、どこに行ったって地図では北極が1番上です。
オーストラリア英語でもちゃんと、
go up to north / down to south
などと、北へは上がる、南へは下がると表現します。
でも、南天の星を見て南半球を感じることができます。
北極星、絶対見えませんからね。
そういえば360度地平線という平原では、上を見上げずに目線の先に星が
見えます。地面ギリギリの星なんて、日本では見られる所が少ないですよね。
というわけで、
世界の距離が縮まったとは言え知らないことは結構あるもので。
(常識知らずの僕だけかもしれませんけど。。)
逆に世界にも日本を知らない人が意外と多いもの。
今でもちょんまげ結ったサムライが歩いていると
本気で思っている人達もいますからね。