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サザンクロスツーリング:第57話
 投稿日 2002年05月24日(金)03時34分

 

 

10/13
ログハウス風のロッジで気持ちよく目覚めた。
Katherineのバックパッカーズを3台で出発。
ミキちゃん乗れてる? なんとか乗れている。
ここからはまた国道一号線に乗る。
同じ国道一号でも場所によって呼び名が違い、
ここらへんではVictoriaHihgWay。
そのビクトリアハイウェイをひたすら西へ進む。

VictoriaRiverで給油。ハンバーガーとジュースで昼食。
体格のいい2人組のオージーライダーがいた。確かこの辺で
走行距離が12345kmになったので一人停まって写真を撮った。

それにしても足のつかないミキちゃん、給油や休憩のときに
ペトロールステーションとかロードハウスに寄るのも一苦労。
なんせ荷物満載だし足もつかない。
ガソリンスタンドの給油機のところの1段高くなったところを
目指して進み、そこに足を出して停まったりしてる。
平らなところでは、運が良ければ停まれるが、停まったあとに
スタンドを出せないので、ユウイチ君か僕が走って行って
スタンドを出してあげるという綱渡り状態だ。
ミキちゃんは僕やユウイチ君のようにシドニーから出発した
のではなく、日本からいきなりダーウィン入りして、
そこで思い付きでバイクを買っていきなり旅に出ている。
豪快というか無茶というか。まぁ自分も最初は無茶だったのだが、
ミキちゃんほどではない。

次はTimberCreekで給油。
ここではミキちゃんは停まる直前ヨロヨロとなんとかスタンドを出し、
最後はブレーキぎゅっと握って、出してあるスタンド頼りに
ン〜ガッコンッっとまたがったまま傾いて止まりやがった。
うまいと言えばうまいが、おいおい、そんな止まりかたかよ。
そういえばダーウィンから600km以上、まだ信号は一度も無い。
だからいいけど、信号のある町行って停まれなかったらホント
にやばいじゃん。心配だ。まぁそん時はそん時か。

給油以外は3人ともほとんど止まらずにひたすら西へ進む。
ユウイチ君GPZ550、ミキちゃんGL500、僕がTransAlp600。
みんなだいたい似た感じのパワーなので、
快適速度もだいたい同じ。ほぼストレスなく走り続け、
WesternAustralia州とのボーダーまでやってきた。
ここは記念すべき州境。停まって記念撮影。
久々の州越えで、時計を1時間30分戻す。

ここまで快適に走ってきたが、暑さは別である。
暑いのが当たり前。それ以外が快適だと快適と思ってしまうが、
やっぱり3人ともこの暑さにはかなりまいっている。

ステートボーダーを出発。やがてパラパラと雨が。
この2ヶ月間、乾期の北部地帯を走ってきたので
バイクに乗っている間に雨に降られたことはほとんどない。
雨はやがて激しいスコールに変わり、
すごい大粒の雨が時速100kmで体に当たる痛さが新鮮。
この雨が涼しくて気持ち良く、もちろんカッパなんて
着ないでずぶ濡れで進む。涼しい!と妙に笑顔だったりする。

しかしこのスコールの中でミキちゃんの荷が外れてしまった。
落とした荷物を拾うために停まろうと、、そのまま転倒。
何せ足がろくに届かない。心の準備無しに急に停まろうと
するとまともに停車が出来ないようだ。まったく困ったもんだ。
雨が上がるとまた一気に暑さがよみがえり、
ずぶ濡れの全身もあっという間に乾いてしまった。

そんなこんなでやっとの思いでKununuraに到着。
1時間半の時差で得しているので今日は1日25時間半だ。
ずいぶん疲れた。

インフォメーションで聞くまでもなく無事にユースに到着。
駐車場になぜかカンガルーの足の骨が落ちている。
バス旅行中のかわいい日本人の女の子も泊まっている小さなYHA。
Kununuraは、クヌヌラではなく、カァンナッナァラァと発音する
のが面白くて、ユウイチ君はずっとカァンナッナァラァ、
カァンナッナァラァと言って笑っていた。
ユウイチ君と簡単にバイクの整備をし、簡単にインスタント
ラーメンで夕食を済ませた。ユースは比較的きれいな部屋で、
蚊帳の中でゆっくりと眠った。

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10/13 Katherine〜Kununura
走行
530km
給油
15.35L(Katherine 273km)
9.80L(VictoriaRiver 196km)
4.50L(TimberCreek 91km)
12.09L(Kununura 229km)
シドニーから
12770km
*********************************************************
 

 

 

 

 

 

 

  (06.02.15 一部リニューアル)
 

 

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