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サザンクロスツーリング:第25話
 投稿日 2000年06月01日(木)02時56分

 

 

日刊アフリカ四国ミーティング(第6回VRM)も済み、
なんとか社会復帰中の阿久津です。
阿久津文庫もそろそろスピードアップしていきましょー

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9/6 さあ、昨日途中で引き返して来たあの道を今日こそは走破するんだ!
そう言って張り切った朝を迎えたのはヨシ君だけであった。

そう、僕はすっかり意気消沈していた。
昨日までヨシ君に助けられこの激しい砂の道を500km以上も北上して来た。
だが、昨夜の持て余すほどの時間を過ごすうちに、ついいろいろと悪いほう
に考えてしまう、いつもの気の弱い俺が現れてしまった。

今日我慢すれば憧れの CapeYork に到達できるというのに、
ここまで来て僕は、北へ向かうヨシ君を見送った。。

しかしその後も迷いは晴れず、何度もUターンしては、
CapeYork を目指すかどうか悩んだ。
しかしもうヨシ君は行ってしまったんだ。
もう遅い。今から行っても、本当に単独で走破しなければならなくなる。
オフロードを初めて走っているんだ。やはり無理は禁物だ。
まだオーストラリアを半周もしていない。
ここで危険をおかして失敗したら、残りの2万キロはどうすんだ。

やっと決心して、ひたすら舗装道路の世界を目指して南下することにした。

そっちこっちで写真を撮りながらのゆっくりとした帰路である。
昨日悩まされた砂の道も、大分慣れてきたのか、今日はすんなりクリアできる。

Musglave で昼食を取ったのが午後1時。
次の町 HannRiver までの長い長い直線でも写真を撮りながら快適に走破。
昨日の苦労が嘘のようだ。俺は、、、うまくなっている?!

Laura で給油。小さなガソリンスタンドと売店だけのこんな所で、
アボリジニの少年がテレビゲームをやっている。
ちょっとのぞくと、昔懐かしいインベーダーだ。
日本語の表示が画面に現れるところをみると、どうやら日本の中古品のようだ。
日本では既に廃れてしまったインベーダーゲームを一生懸命やっている。
しかもたった1人で。なんとなく淋しい気持ちになった。

LakelandDowns に午後4時着。
ここは町と言っても、雑貨屋、ガソリンスタンド、モーテル、酒屋がそれぞれ
1軒ずつあり、あとは民家が少しだけ。
それとここには学校がある。小さい小さい学校である。

少々早いが、今日はここで宿泊だ。すっかり疲れてしまったので、
キャンプする元気が出てこない。贅沢して町に1軒のモーテルに宿泊。
こんな田舎なのに受付のお姉さんがすっごいきれいな人で、
小さな幸せを噛み締めてしまった。

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9/6 ArcherRiver〜Musgrave〜Laura〜LakelandDowns
走行
 406km(全部ダート)
給油
 10.5L(Musgrave)
 6.0L(Laura)
燃費
 約18.0km/L
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  (06.02.27一部リニューアル)
 

 

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