こんばんわ。阿久津文庫の阿久津本人です。
掲示板も新しくなったので、
この掲示板のメインテーマとして書いております
オーストラリアツーリング旅行記は、
題名を「サザンクロスツーリング：第＿話」としてみました。
かなり照れくさいですが。。。

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さて、ひとしきりシドニー出口での渋滞に悩まされたが、
その後は一気に家並みが消え、広大な森の中をぬうように
国道１号線を北上する。

この国道１号線、オーストラリア大陸をほぼ１周している。
つまり、シドニーから北に延びている国道１号線はぐるっと
１周しているので、シドニーから南にも１号線が延びている
のだ。数ヶ月後、僕はこの国道１号線を、南からシドニーに
帰ってくる予定だ。
ほんまに帰って来られるんかいな。ゴールは２万キロ先。
うーん、ワクワクもするが、実際のところ不安で気が重かっ
たりする。

やがて国道１号線は郊外に出た。

ところどころ旧道とバイパスが交錯し、地図にはない山道が
続いていたりする。南国のジャングルという感じではなく、
うっそうした森という感じ。日なたは日差しが鋭いが、日陰
は寒い。空気はとても乾燥している。

７月は真冬。
服装はというと、シドニーで買ったインチキモトパン＄８０、
日本から持ってきた普通のウインドブレーカー、初心者ほど
にブーツを履くことを進められ、やはりシドニーで買った
安いオフロードブーツ＄９０（＄１は約￥９０）。
このオフブーツ、シドニーで世話になったＮ氏（大陸１周を
終えた日本人ライダー）に薦められて買った。
砂漠やジャングル地帯では毒蛇なども多いらしく、知らずに
バイクでひきそうになると、前輪が乗り上げる瞬間に、蛇は
頭を持ち上げて足に噛み付くことがあるらしい。だからブー
ツは必携だと。

それを聞いたときは、おいおい勘弁してくれ、って思った。
僕は蛇はおろか、カブト虫も触れないほど虫やハ忠類が苦手
で臆病なのにー。

いやあ大丈夫大丈夫。蛇なんているとこ行かなきゃいいじゃん。
とりあえずここ東海岸は人の里。
まずはそれほどワイルドではないさ。

続く。。。