10/12
今日はダーウィンを出発。また灼熱地獄に突入した。

4:30
早朝に雅代さんが起こしに来てくれた。
同時にXLXの古川さんも来てくれて、
バスでKAKADUへ向かう雅代さんを見送りに行った。
別れ際に雅代さんと握手をした。雅代さん握力強い。
古川さんもKAKADUへ向かって夜明け前のHighWayに消えて行った。
自分も今日出発なのだが、部屋に戻ってもうひと眠り。
９時頃起きてゆっくり準備。今日の目的地は350km先の
Katherineなので、だいたい４時間ちょい。急ぐ必要はない。
ひと通り準備を済ませてユース前で山下さんとマサさんと朝食。
10時半にユースをチェックアウトした。

11:00
ヒデさん、小林さん、山下さん、カチカチ山のマサさんに
見送られて、１週間過ごしたダーウィンのユース前を出発。
こうしていつも見送り見送られて１人になる瞬間がイイ。
ピピットした緊張感と不安。そして後ろ姿を見られながら
さっそうとハイウェイへ消えていく自分を格好イイと
勝手に思いこむ自己満足。なんとも言えない感覚だったりする。

ダーウィン郊外までやってくると相変わらずの暑さに見舞われた。
ダーウィン市街の場合はすぐそこが海のためか、暑いと言っても
せいぜい３５℃ぐらいのもんだったが、ちょっと内陸に入ってくると、
その暑さは暴力的に激しくなって軽く４０℃を超える。

でもKAKADUのジャングルの猛暑もそうだし、
ダーウィンでも少しずつ暑さに慣れてきたせいか、
こないだ北上してくる時ほどの苦しさはない。
来るときも寄ったAdelaideRiverで給油。あと氷を買う。
それとRubyRedJuiceという赤い色した、かき氷のイチゴの味が
するジュースも買って、半分飲んで半分水筒に入れた。
Darwinで購入した発砲スチロールの水筒。よくオージーが持って
いるずんぐりした物で、５ドルぐらいで安く買えるやつ、
今日からはこいつに冷たい氷を入れておくんだ。
この暑さの中でも１日氷がもち、途中で生き返ることができる。
生あったかい水とでは生き返り方が違う。

次のPineCreekでは給油はせず暑さしのぎに少し休憩。
そこからKatherineまでは一気に走り、KatherineGoergeという
渓谷のほうへ西に延びる道に左折。この先にバックパッカーズが
あるとユウイチ君に聞いていたので、そこへ向かう。
ユウイチ君の話では、これ以上奥地に入ったらいくらなんでも
もう人家は無いんじゃないか、と思うぐらい行ったところにある、
ということだったのでどんどん進んだのだが、そうは言っても
これはさすがにどこかで見過ごしちゃっただろう、と思うぐらい
ジャングルが深くなってきた。で、引き返そうかと思った頃、
あったあった。ホントに奥地だこりゃ。

バックパッカーズに行ってみると、なんとミキちゃんのバイクが
置いてある。昨日ダーウィンを出て行ったユウイチ君とミキちゃん、
まだここにいるんだ。たぶんGeorge(渓谷)に観光に行ったんだろう。
荷を積んだままGeorgeまで行ってみる。ジャングルの中で１時間
ほどぼうっとしていると２人と再会。ミキちゃんはユウイチ君の
GPZに２人乗り。３人でバックパッカーズに戻った。
今回はたった半日の１人旅で、また賑やかに３人になった。

バックパッカーズは１人９ドル。清潔で空いている。基本的にある
程度の規模の町で相部屋形式の安宿がある場合はそこに泊まる。
好き好んでキャンプをするほどアウトドアに飢えていない、なんて
言うと角が立つが、もう暑くて暑くてまいっているというのが本音。
夜は久々に定番のラーメンライス。
今日はろくにGeorgeは見なかったけど、まぁいいやまた来れば。
バックパッカーズのご主人はなかなか世話好きでいい人。
蒸し暑い夜だった。

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10/12 Darwin〜Katherine
走行
373km
給油
11.12L(AdelaideRiver 184km)
シドニーから
12240km
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