|
9/26
さぁ今日はアリススプリングへ戻る。
この有名なエアーズロックは、何日も滞在して、
日々変わるその色の変化を楽しむ人も多いけど、
今回はちと時間が無いので先を急ぐことにする。
今持っているビザの有効期間が11月までなので、
それまでにPerthに行ってビザの延長手続きを済ませ
なければいけない。そのためには遅くとも10月頭には
Darwinに到着し、11月頭にはPerthに着きたい感じ。
1日を競って急ぐ必要は無いが、ケアンズの時のように
2週間以上動かずにのんびり滞在する余裕は無い。
そんな気持ちがどこかにあり、ちょっとだけ急ぎ気分だ。
さぁエアーズロックからAliceSpringsまでは、
元来た道を逆戻りだ。今日はCB1100の菅原さんも
一緒にAliceまで走る。久々のお仲間だ。
菅原さんはバイクにも詳しいのでとても心強い。
基本的にキャンプ無しのショートツーリングの
菅原さんは荷物が少なくて軽快だ。まぁショートと
言っても2ヶ月近く走り回るとのことだけど。
相変わらずの荒い舗装が目立つHighWayを飛ばす。
朝は手がかじかむぐらい冷えるのだが、昼間には
グングン気温が上がり35度を越える。すごく暑い。
Aliceまで一気に500km、途中の給油1回のみで走りきった。
500kmの間にはErldundaのロードハウスが1軒あるのみ。
ちょうどそこがエアーズロックへ向かう東西の道と
南北を貫くStuartHighWayの三叉路だ。
今日はそこを1回左折したのと、Aliceの街中に入って
数回曲がった以外は一度も曲がっていないし、
ギアチェンジも1日に数えられるほどしていしない。
内陸の広さをイヤってほど感じるルートである。
菅原さんのペースでほぼずっと120km/hだったが、
トランザルプはこれだと少し速すぎて燃費が悪い。
しかも、どこからかオイルが漏れてエンジンの
下部が濡れてきている。うむむやばい。
バイクに詳しい菅原さんに見てもらうと、
単にオイルドレンボルトの締めが悪いとのことだが、
僕にとっては「単に」という気分がせず、
人のいないとこで故障したらどうしよう、
っていう心配ばかりが先にたつ。
でもとりあえずすぐ完全に漏れ出してしまうことは
無いだろうとのことで、一応このN.T.州の州都の
Darwinまでは修理交換せずに行くことにする。
Aliceにはろくに大きなバイク屋さんは無いし、
下手にバイク屋に任せると逆に壊されそうで(笑)。
さてAliceでは、あてにしていた前回泊まったY.Hが
満室で断られてしまったので、その向かいのドミトリー
形式の安宿を取った。菅原さんと2人部屋で1人9ドル。
夕飯はすぐ近くのケンタッキーで済ました。
前回Y.Hで一緒で、さらにエアーズロック登山中にも
再会した大阪人の田中さんとまたも再会した。
これからAliceを発って飛行機でDarwinだそうだ。
飛行機はほんの1,2時間でDarwinかぁ。速いなぁ。
さぁ明日もまたどんどん北上しなきゃ。
かなり暑くて辛いけど、
出来ればDarwinまで3日で行き、数日滞在したら、
その後12日ぐらいでPerthまで行けるかなぁ。
まぁ気分的には急いでいるけど、それほど
あせる必要も無いので、適度にゆっくり行くつもり。
*************************************************
9/26 Yulala〜AliceSprings
走行
451km
給油
10.13L(Yulala)
15.22L(Erldunda)
シドニーから
10226km
*************************************************
|