「新型のココを是非見てほしい!【その4】」- 新型試乗レポート【9】


■新型アフリカツイン 試乗レポート
  『XRVオーナーは、新型にアフリカツインの夢を見るか?』【9】

 

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今夜もちょっぴりマニアックに行きます!
『新型のココを是非見てほしい!【その4】』
新型のフロントブレーキは、対向4ポッドキャリパーがダブルで装着されています。
しかも、最新のトレンドにならって、フォークボトムブラケットにラジアルマウントでの取り付けとなりました。
これにより、絶対的な制動能力とコントロール性の向上が図られたことは間違いないところだと思います。
それについて一点気になったので、質問してみました。
「RD07は片側2ポッドキャリパーでしたが、今回の4ポッド化によってむしろバネ下重量は増えてしまったのでは?」との問いに対し、足回りの担当者いわく、
「確かにキャリパー単体での重量は増えています。ただし、RD07のピンスライドタイプはキャリパーのマウントプレートが必要なので、トータルではあまり重量差はないんです。」とのこと。
さらに、「今回フロントハブを随分と小型化しましたので、バネ下はむしろRD07よりも軽くなっています!リヤハブもダンパーを内蔵しながら、こちらもハブ軸をスリム化して軽量化しています!」だそうです。
確かにキャリパーなどの固定物よりも、回転体であるハブの軽量化の方が、バネ下重量はもちろん、操安性向上に効果は大きいはずです。
いやはや、微に入り細に入り、行き届いたアップデートに脱帽するしかありません。
実際、オフロードコースにMT車でコースインした時も、前後ホイールの路面追従性は高かったです。
また、リヤのバネ下にパーキングブレーキ用キャリパーが追加されるDCT車においても、ギャップなどにおけるバタ付きなどは自分レベルでは全く気になりませんでした。
そろそろドリーム店などの大型店舗では、展示車や試乗車が出回り始めている様子。もうすでに実車をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
見るだけでなく試乗までしてしまったら、物欲に火が着くのを止めるのは難しいです。
どうか、『印鑑』『通帳』『住民票』の『3種の神器』は、くれぐれもお持ちになられず、冷静にご検討なされることをオススメします!

 

2016/02/24 00:00
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