「新型のココを是非見てほしい!【その3】」- 新型試乗レポート【8】


■新型アフリカツイン 試乗レポート
  『XRVオーナーは、新型にアフリカツインの夢を見るか?』【8】

newat-repo-08-20160222-01

新型アフリカツインの発売日を記念して、もう一本上げちゃいましょう!

『新型のココを是非見てほしい!【その3】』

今回国内仕様としてデリバリーが開始されるカラーリングは3色。
ダカールチャレンジの象徴としての『ヴィクトリーレッド(CRFカラー)』。
都会的なシックで落ち着きのある『デジタルシルバーメタリック』。
そしてもう1色が『パールグレアホワイト(トリコロール)』です。

中でも、『CRFカラー』と『トリコロール』は、今回のアフリカツインブランド再興における象徴的なカラーリングであり、特に『トリコロール』については並々ならぬ思い入れを持ってカラーリング決定がなされたそうです。

今回の試乗会における紅一点のカラーリングデザイナーに、「今回の『トリコロール』ですが、『RD03』とは色味が違いますよね。」と伺ったところ、
「『アフリカツイン』においては、『トリコロール』はやはり特別な意味を持つ色。今回のブランド再興においては、絶対にこの色は外せませんでした。15年の時を経て復活するアフリカツインですから、やはりカラーリングにも上質感が欲しかった。なので、ベースのホワイトはパール塗装としています。あわせて『トリコロール』の配色を以前よりも濃いものとすることで、ベースカラーとのバランスと落ち着き感を出しています。」とのこと。

さらに話は続きます。
「『トリコロール』の車体色にもう一つ欠かせないものがあって、それがゴールドのハンドルバーとホイール。生産性だけ考えたら他の2色と同じくブラックで統一したほうが良いんですが、ここだけは絶対譲れない!ということで採用してもらいました!」

嗚呼、なんという『アフリカ愛』でしょう!(ToT)
我々のココロのツボをとても分かっていらっしゃることに、感動せずにはいられません。

また、車体デザインを担当された方にも話を伺いましたが、「2眼式のヘッドライトはもちろん、この角度から見たときのタンクの膨らみこそが、アフリカツインのアイデンティティーである。」と。
これまた、泣かせる話じゃないですか。(ToT)

エンジンや車体はもちろん、デザインまでも。アフリカツインの進化において、絶対に忘れてはならないのは『アフリカツインらしさ』であると、開発陣の誰もが言い切っていたのがとても印象的でした。

この試乗会で、何度か本気で泣きそうになったのは、ここだけのハナシにしておいてください。

2016/02/22 23:30
[元記事URLはこちら(Facebook]